加糖調製品
【かとうちょうせいひん】
概要:石油価格の値上がりが、加糖調製品の需要を伸ばしている。
加糖調製品は、砂糖に変わる割安な代替材料として、近年需要を伸ばしている。
特に2005年は石油価格の値上げが著しく、その価格のしわ寄せとして原料粗糖の国際価格が高騰し、 砂糖の値上げへとつながっていると見られている。
ではなぜ、石油と砂糖の価格が関連しているのか。
高騰する石油の代替燃料として、さまざまなエネルギーへ関心が集まっているが、その中の一つとして、「エタノール」がある。
「エタノールは砂糖を精製する段階で生産される」というのが、ポイント。
つまり、代替エネルギーとして今後需要が伸びるであろうと予測した投資家が、エタノールを買いに動く。
すると、エタノールは砂糖を精製する過程で発生するものなので、砂糖の価格も上がってくる、ということになる。
砂糖の価格が上がれば、その砂糖を使っている企業(お菓子メーカ)などは、その値上がりした価格を、どこかで吸収しなければならない。
しかし、菓子は価格競争が激しく、小売価格への転換が困難。商品に価格を転嫁させてしまえば、売上に大きく関わってくる。
というわけで、割安な代替材料である加糖調整品への関心が高まっている。
もっとも早く加糖調整品へのシフトが進みそうなものは、コンビニなどで1個百円前後で売られている商品。つまり、 薄利多売を狙っている商品。
加糖調整品は、主に中国、 韓国、 タイなどから輸入されている。
なお、国内砂糖と輸入調整品の価格差は、約1.6倍ほど。
輸入量も、04.10月から05.09の間に33万トンと、14年まえの4.2倍強に達した。
値段からしても、砂糖の割高感はぬぐえず、今後はよりいっそう調整品が普及するかもしれない。
調製品の一例として、下記のものがあげられる。
・チョコなら => ココアパウダーと砂糖を混ぜた、ココア調整品。
・羊羹なら => トウモロコシ由来のソルビトールと砂糖を混ぜた、ソルビトール調整品
・大福もち、アンパンなら => 加糖あん